国王ムハンマド六世・エチオピア元首、二国間協定に署名
国王ムハンマド六世・エチオピア元首、二国間協定に署名

モロッコ国王ムハンマド六世とエチオピア連邦民主共和国のムラトゥ・テショメ大統領は、19日、エチオピアの首都アディス・アベバの大統領宮殿で、七つの二国間協定の署名式をおこなった。

 これらの協定は、南々協力を強化したい国王の考えに沿って、両国政府間が協力しやすい環境を整備するものである。

 署名された二国間協定で対象となった分野は、航空サービス、財務分野での協力、投資の保護、農業、再生可能エネルギーなど多岐に及んでいる。

 モロッコのブリタ外務協力副大臣とエチオピアのセラシ外務大臣は、経済・科学・技術・文化分野の合意書に署名した。

 二つ目の協定は、航空サービスに関するもので、ブリタ外務協力副大臣とエチオピアのシデ運輸大臣が署名した。

 三つ目の協定は、商業活動の推進に関する合意で、ブリタ外務協力副大臣とエチオピアのブラド商業大臣が署名した。

四つ目の合意は、所得税脱税の防止に関する協定で、モロッコのブサイド経済財政相とエチオピアのテケステ財務経済協力相が署名した。

五つ目の合意は、相互の投資を保護し推進するためのもので、ブサイド外務協力副大臣とエチオピアのアレガ投資庁長官が署名した。

六つ目の協定は、農業分野の協力に関する合意で、モロッコのアカンヌーシュ農業・漁業大臣とエチオピアのアブラハ農業・自然資源開発相が署名した。

七つ目の協定は、再生可能エネルギー分野での協力に関する合意で、バックーリー モロッコ太陽エネルギー庁長官とエチオピアのベケレ水資源・灌漑・電力大臣が署名した。

 この署名協定には国王のエチオピア訪問に随行した代表団とエチオピア政府閣僚、両国の財界人らが出席した。また国王ムハンマド六世は、エチオピアの大統領宮殿で記念の記帳をおこなった。

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