モロッコ・タンジール郊外に自動車用塗料生産拠点を建設
モロッコ・タンジール郊外に自動車用塗料生産拠点を建設

2016年2月1日付けの日刊工業新聞にて、大阪に本社を置く関西ペイントは、モロッコ・タンジール郊外に自動車用塗料の生産拠点を新たに建設することを決定したことが報じられた。

アラブ首長国連邦・ドバイに拠点を置く、カンサイペイントミドルイーストが、モロッコを含む中東・北アフリカ市場を管轄する。

モロッコ自動車生産台数増加の見込み

関西ペイントの自動車用塗料分野におけるグローバルシェアは10%強程度にとどまっているが、中東および北アフリカ市場やヨーロッパ完成車メーカーとのビジネスチャンスの開拓に注力することで、シェア拡大を図る。

2019年には、フランスの自動車メーカーであるプジョーシトロエンが、モロッコに生産工場を新設する計画がある。そのため、今後モロッコにおける自動車生産台数の増加に伴い、自動車関連業界の市場拡大が大いに期待される。

関西ペイントは、2019年よりも早く工場の稼働を開始させ、モロッコ市場ならびに北アフリカ地域やヨーロッパ自動車メーカーに対する市場開拓の強化を図る。

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